FP用語
HSK
HSK発音
TOEIC英単語
医療事務
簿記科目
スペイン語
フランス語
ドイツ語
ロシア語
調剤薬局
通関士
基本情報技術者試験
HTML5プロフェッショナル認定
WEB用語
😀 mypage
🥇 ranking
📊 chart
📏 rule
No.2021 1.関税法第67条(輸出又は輸入の許可)の申告に際し、偽った書類を提出して貨物を輸入しようとしたが、当該偽った書類を提出したことを当該貨物の輸入の許可前に税関職員に発見された場合は、関税法に基づき罰せられることはない。

2.法人の代表者が関税法第110条(関税を免れる等の罪)に該当する違反行為をしたときは、当該違反行為が当該法人の業務についてのものであれば、当該法人に対して罰金刑は科されるが、行為者である代表者は罰せられることはない。

(***).仕入書を改ざんして不正に関税を免れようとする得意先の輸入担当者から輸入通関の依頼を受けた通関業者が、当該仕入書の改ざんに気づきながらも依頼どおりに税関に申告した場合は、当該通関業者は当該通関業務を代行したことについて関税法に基づき罰せられることがある。

4.税関長の許可を受けないで金の地金を輸入したとして、関税法第111条第1項第1号(許可を受けないで輸出入する等の罪)に基づき罰せられたときは、関税法第118条第1項の規定により当該金の地金は没収される。

5.輸入された貨物について、当該輸入に係る通関業務を取り扱った通関業者が、関税法第105条第1項第6号(税関職員の権限)の規定による税関職員の質問に対して答弁しなかったとしても、答弁するか否かは任意であるので、当該通関業者が関税法に基づき罰せられることはない。


記述は、関税法第10章に規定する罰則に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。
⭕️
💾
🖊 ☑️
⭕️ [[ AnswerCalc[0] ]] % A [[ AnswerCalc[1] ]]
〈解説〉\n(正=3)\n\n3 関税法第111条に規定する許可を受けないで輸出入する等の罪については、通関業者の偽った申告若しくは証明又は偽った書類の提出により貨物を輸出し又は輸入することとなった場合には、当該行為をした通関業者も、輸出入者と同様に、処罰されることになっている。したがって、通関業者は、仕入書を改ざんして不正に関税を免れようとする得意先の輸入担当者から輸入通関の依頼を受け、当該仕入書の改ざんに気付きながらも依頼どおりに税関に申告した場合には、その通関業務を代理したことについて処罰されることがある。《関税法第111条第2項》\n\n(誤=1、2、4、5)\n\n1 輸入申告に際し、偽った書類を提出して貨物を輸入しようとした者は、当該偽った書類を提出したことを当該貨物の輸入の許可前に税関職員に発見された場合には、関税法第111条第1項第2号の罪を犯す目的をもってすでにその実行に着手しているので、偽った申告をする等して貨物を輸入する罪の未遂罪として処罰されることがある。《同法第111条第3項》\n\n2 法人の代表者が、その法人の業務又は財産について、関税法第110条(関税を免れる等の罪)に該当する違反行為をしたときは、組織的な犯罪を防止するため、その行為者(法人の代表者)を罰するほか、その法人に対しても罰金刑が科されることがある。《同法第117条第1項》\n\n4 関税法第111条等の犯罪に係る貨物は、原則として、没収される。ただし、同法第110条又は第111条の犯罪に係る貨物にあっては、輸入制限貨物等(酒類、製造たばこ、国の専売品、及び非自由化品目に該当する貨物(外国為替及び外国貿易法))に限られている。金の地金は、当該輸入制限貨物等には該当しないため、関税法第111条第1項第1号により処罰された場合であっても、没収されることはない。《同法第118条第1項、第3項》\n\n5 関税法第105条第1項(税関職員の権限)の規定による税関職員の質問に対して答弁せず、又は偽りの陳述をした者は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処することになっている。したがって、通関業者であっても、税関職員の質問に対して答弁しなかった場合には、処罰されることがある。《同法第114条の2第10号》
💾 ✔️
[[ d.CommentTxt ]]
🏠 >   通関士 >  
< >
🥇