No.1643 1.輸入者M(買手)は、A国の輸出者X(売手)から缶詰を継続して輸入している。
2.今般、MがXとの間で締結した缶詰に係る売買契約には、次の事項が規定されている。
イ FOB単価
70円/個
ロ 売買契約数量
50,000 個
ハ 今回の取引で取引数量の累計が300,000個を超えることとなるため、今回の売買に係る貨物を含めてこれまでの売買に係るすべての貨物について2%の数量値引きを適用する旨
ニ Xは、上記ハの数量値引きの総額を今回の取引に係る売買価格から控除してM宛ての仕入書を作成する旨
ホ Mは、売買契約締結後、当該缶詰に係る仕入書価格の20%に相当する額をXの日本支店に支払い、当該缶詰の引渡し後に残額をXに支払う旨
3.Mは、当該売買契約に基づき、Xから缶詰50,000個を輸入する。
4.上記2のイからニまでに掲げる事項について、次のとおり仕入書に記載されている。
・ 缶詰のFBO価格\t3,500,000円
・ 数量値引きの総額\t434,000円
計 3,066,000円
5.Mは、当該仕入書に従ってX及びXの日本支社に支払いを行う。
6.Mは、X及びXの日本支社への支払いとは別に、A国の輸出港から本邦の輸入港までの運送に係る運賃、保険料その他運送関連費用の総額として150,000円を負担する。
7.MとXとの間及びMとXの日本支社との間には、それぞれ特殊関係はない。
取引内容に係る輸入貨物(缶詰50,000個)の課税価格を計算し、その額をマークしなさい。
2.今般、MがXとの間で締結した缶詰に係る売買契約には、次の事項が規定されている。
イ FOB単価
70円/個
ロ 売買契約数量
50,000 個
ハ 今回の取引で取引数量の累計が300,000個を超えることとなるため、今回の売買に係る貨物を含めてこれまでの売買に係るすべての貨物について2%の数量値引きを適用する旨
ニ Xは、上記ハの数量値引きの総額を今回の取引に係る売買価格から控除してM宛ての仕入書を作成する旨
ホ Mは、売買契約締結後、当該缶詰に係る仕入書価格の20%に相当する額をXの日本支店に支払い、当該缶詰の引渡し後に残額をXに支払う旨
3.Mは、当該売買契約に基づき、Xから缶詰50,000個を輸入する。
4.上記2のイからニまでに掲げる事項について、次のとおり仕入書に記載されている。
・ 缶詰のFBO価格\t3,500,000円
・ 数量値引きの総額\t434,000円
計 3,066,000円
5.Mは、当該仕入書に従ってX及びXの日本支社に支払いを行う。
6.Mは、X及びXの日本支社への支払いとは別に、A国の輸出港から本邦の輸入港までの運送に係る運賃、保険料その他運送関連費用の総額として150,000円を負担する。
7.MとXとの間及びMとXの日本支社との間には、それぞれ特殊関係はない。
取引内容に係る輸入貨物(缶詰50,000個)の課税価格を計算し、その額をマークしなさい。
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解 説\n1.現実支払価格\n 輸入貨物である缶詰50,000個の契約価格は単価FOB70円/個であるので、50,000個×70円/個=3,500,000円であるが、今回の取引で2%の数量値引きが与えられるため、現実支払価格は、50,000個×70円/個×0.98=3,430,000円となる。\n2.加算要素\n 設問内の6により輸出港から輸入港までの運送に係る費用である運賃、保険料その他運送関連費用の総額150,000円は、加算要素に該当する。\n3. 課税価格は、「現実支払価格+加算要素」であり、3,430,000円+150,000円=3,580,000円となる。
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