解　説\n（通関士が資格を喪失する場合＝５）\n５　通関士が偽って所得税を免れ、所得税法の規定により罰金の刑に処せられると、当該通関士は欠格事由に該当することとなり、その結果、通関士でなくなることとされている。《通関業法第６条第４号ロ、第32条第２号》\n\n（通関士が資格を喪失しない場合＝１、２，３、４）\n１　通関士が従業停止処分を受けた場合、当該通関士は従業停止期間中、通関業務に従事することはできないが、通関士でなくなることはない。\n２　通関士が通関業務以外の業務を兼務することがあるとしても、確認を受けた通関業者の通関業務に従事している限り、通関士でなくなることはない。《同法第32条第１号》\n３　通関士が戒告処分を受けることがあるとしても、通関士でなくなることはない。\n４　通関士が疾病により、長期間、通関業務に従事できなくなることがあるとしても、通関業務に従事する意思がありながらやむを得ず休んでいる場合であるので、通関士でなくなることはない。《同法基本通達32－１（２）》

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