解　説\n（保存義務が課されていない書類＝２）\n２　通関業者が、一定期間保存しなければならない通関業務に関する書類は、通関業法施行令第８条第２項各号に掲げられているものに限られており、設問に掲げられている「通関士の異動内容を記載した届出書の写し」は、保存を要する書類とはされていない。\n　《通関業法第２２条第１項、同法施行令第８条第２項》\n\n（保存義務が課されている書類＝１、３、４、５）\n　　次に掲げる帳簿、書類は、それぞれ次の規定によりいずれも、一定期間保存すべき義務が課されている書類である。\n１　通関業務に関し、依頼者から依頼を受けたことを証する書類…同法施行令第８条第２項第２号\n３　通関業務に関する料金の受領を証する書類の写し…同法施行令第８条第２項第３号\n４　通関業務に関し、財務大臣に提出した審査請求書の写し…同法施行令第８条第２項第１号\n５　通関業務の収入に関する事項を記載した帳簿…同法施行令第８条第１項

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