No.1190 1.保税蔵置場にある外国貨物が亡失したときの当該外国貨物に係る関税の納付義務は、当該保税蔵置場において当該外国貨物を管理していた者に課せられる。
2.保税工場における保税作業において外国貨物を使用しようとする場合には、税関長の承認を受けなければならないが、当該外国貨物を使用できる期間は、当該承認の際に、税関長が保税作業の内容等を勘案して定める期間である。
3.保税蔵置場の許可を申請する者が、関税法以外の法令の規定に違反して禁錮刑に処せられ、その刑の執行を終わった日から2年を経過していない者である場合には、税関長は、保税蔵置場の許可をしないことができる。
4.保税工場の被許可者について合併があった場合で、合併により設立された法人が当該合併があった日から60日以内に税関長の承認を受けた場合には、当該設立された法人は、合併により消滅した法人が有していた当該保税工場の許可に基づく地位を承継することができる。
5.保税展示場に入れられた外国貨物の保税展示場内での販売は、その販売により当該貨物が外国に向けて積み戻される場合を除き、輸入とみなされる。
記述は、保税地域に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。
2.保税工場における保税作業において外国貨物を使用しようとする場合には、税関長の承認を受けなければならないが、当該外国貨物を使用できる期間は、当該承認の際に、税関長が保税作業の内容等を勘案して定める期間である。
3.保税蔵置場の許可を申請する者が、関税法以外の法令の規定に違反して禁錮刑に処せられ、その刑の執行を終わった日から2年を経過していない者である場合には、税関長は、保税蔵置場の許可をしないことができる。
4.保税工場の被許可者について合併があった場合で、合併により設立された法人が当該合併があった日から60日以内に税関長の承認を受けた場合には、当該設立された法人は、合併により消滅した法人が有していた当該保税工場の許可に基づく地位を承継することができる。
5.保税展示場に入れられた外国貨物の保税展示場内での販売は、その販売により当該貨物が外国に向けて積み戻される場合を除き、輸入とみなされる。
記述は、保税地域に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。
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<解 説> 保税地域に関する問題である。1は、関税法第45条第1項の規定により、関税の納付義務は、保税蔵置場の許可を受けた者に課せられることから、2は、同法第57条の規定により、承認された日から2年間であり、税関長が保税作業の内容を勘案して定める期間ではないことから、4は、同法第62条において準用する同法第48条の2第4項の規定により、あらかじめ税関長の承認を受けた場合に、地位を承継することができることから、いずれも誤った記述である。これに対し、3は、同法第43条第3号の規定により、5は、同法第62条の4第2項及び同法施行令第51条の5第2項の規定により、いずれも正しい記述である。
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