No.54 プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)マトリックスの a,b に入れる語句の適切な組合せはどれか。
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プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)は、縦軸に市場成長率,横軸に市場占有率をとったマトリックス図を四つの象限に区分し,製品の市場における位置付けを分析して資源配分を検討する手法です。
4つの象限は、市場内の位置付けから以下のような名称で呼ばれています。
設問のマトリックスでは"金のなる木"の位置が a-低,b-高、および"問題児"の位置が a-高,b-低となっていることから aが市場成長率、bが市場占有率であるとわかります。
4つの象限は、市場内の位置付けから以下のような名称で呼ばれています。
- 花形(star)…[成長率:高、占有率:高]
- 占有率・成長率ともに高く、資金の流入も大きいが、成長に伴い占有率の維持には多額の資金の投入を必要とする分野。
- 金のなる木(cash cow)…[成長率:低、占有率:高]
- 市場の成長がないため追加の投資が必須ではなく、市場占有率の高さから安定した資金・利益の流入が見込める分野。
- 問題児(problem child)…[成長率:高、占有率:低]
- 成長率は高いが占有率は低いので、花形製品とするためには多額の投資が必要になる。投資が失敗し、そのまま成長率が下がれば負け犬になってしまうため、慎重な対応を必要とする分野。
- 負け犬(dog)…[成長率:低、占有率:低]
- 成長率・占有率ともに低く、新たな投資による利益の増加も見込めないため市場からの撤退を検討されるべき分野。
設問のマトリックスでは"金のなる木"の位置が a-低,b-高、および"問題児"の位置が a-高,b-低となっていることから aが市場成長率、bが市場占有率であるとわかります。
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