No.43 東京~大阪 及び 東京~名古屋 がそれぞれ独立した通信回線で接続されている。
東京~大阪 の稼働率は 0.9,東京~名古屋 の稼働率は 0.8 である。
東京~大阪 の稼働率を 0.95 以上に改善するために,大阪~名古屋 にバックアップ回線を新設することを計画している。
新設される回線の稼働率は最低限幾ら必要か。
東京~大阪 の稼働率は 0.9,東京~名古屋 の稼働率は 0.8 である。
東京~大阪 の稼働率を 0.95 以上に改善するために,大阪~名古屋 にバックアップ回線を新設することを計画している。
新設される回線の稼働率は最低限幾ら必要か。
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図を描いてみると問題の理解がしやすいと思います。「東京~大阪」の稼働率は"0.9"、「東京~名古屋~大阪」の稼働率は、新設される「名古屋~大阪」の稼働率を"R"とすると"0.8R"と表せます。これを並列接続の場合の稼働率の式「1-(1-R1)(1-R2)」に当てはめると、バックアップ回線新設後の「東京~大阪」の稼働率は以下の式で表せます。
1-(1-0.9)(1-0.8R)
この式の値が目標稼働率である"0.95"以上になればよいので、方程式を立てて解きます。
1-(1-0.9)(1-0.8R)≧0.95
1-0.1(1-0.8R)≧0.95
1-0.1+0.08R≧0.95
0.9+0.08R≧0.95
0.08R≧0.05
R≧0.625
したがって新設されるバックアップ回線には0.625以上の稼働率が必要と算出できます。
1-(1-0.9)(1-0.8R)
この式の値が目標稼働率である"0.95"以上になればよいので、方程式を立てて解きます。
1-(1-0.9)(1-0.8R)≧0.95
1-0.1(1-0.8R)≧0.95
1-0.1+0.08R≧0.95
0.9+0.08R≧0.95
0.08R≧0.05
R≧0.625
したがって新設されるバックアップ回線には0.625以上の稼働率が必要と算出できます。
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