No.29 紙挟みという意味の英単語で、コンピュータの分野では、OSの操作画面上で、複数の永続的な操作対象（ファイルやOSの機能など）をまとめて格納・分類することができる名前の付いた保管場所を表す。
典型的にはストレージ（外部記憶装置）上でファイルの保管場所となる「ディレクトリ」（directory）を含むため、その同義語のように用いられることが多い。
コンピュータの利用者に基本的な操作手段を提供するOSのシェルやファイルマネージャの機能・用語の一つで、OSの機能や設定情報、コンピュータに繋がれた装置、ストレージやその中のディレクトリやファイルなど、様々な操作対象をグループ分けするための抽象的な保管場所を表す。
グラフィック表示（GUI）の操作画面では、原義である紙挟みを模したアイコンで表されることが多い。
(***)にはシステムによってあらかじめ用意され、あるいはすでに命名済みのものと、利用者が任意に作成して名付け、不要なれば削除することができるものがある。
多数の項目を整理する際には(***)の内部がさらに複数の(***)に分かれた階層構造となっている場合もある。
上位の(***)を「親(***)」、下位の(***)を「子(***)」あるいは「サブ(***)」という。

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