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No.32 著作権法によるプログラムの保護に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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  • 他人の著作物であるプログラムを購入し,自社のパソコンでより効果的に利用するために改変を加えることができる。
    正しい。著作物の改変は著作物の同一性保護権を侵害することになりますが、購入したプログラムを自社の環境で利用可能とするためや、より効果的に利用するために必要な改変は認められています。(20条の2)
  • 特に許可されていない場合,バックアップが目的であっても,購入したプログラムを複製すると著作権法違反となる。
    私的利用の範囲でバックアップコピーをとることを認めています。ただしもとのプログラムを売却・廃棄した場合にはバックアップも廃棄しなくてはなりません。(30条)
  • プログラムの著作権を侵害して作成された複製物を使用する場合,複製物を取得したときに侵害の事実を知らなくても,使用時点で知っていれば,著作権法違反となる。
    取得時点で侵害の事実を知らなかった場合には、複製されたプログラムの使用は著作権侵害となりません。(113条の3)
  • プログラムは,そのアルゴリズムも含め,著作権法によって著作物として保護される。
    アルゴリズム、規約、プログラム言語の3つは著作権法の保護対象外と定義されています。(10条の3)
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