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No.78 減価償却の方法として認められているものはどれか。
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減価償却(げんかしょうきゃく)は、企業会計において主に固定資産に対して行われる計算方法の一つです。
固定資産は、購入してから長期にわたり使用されます。そのため固定資産を取得するために要した費用を、「費用収益対応の原則」にもとづき使用期間にわたって費用として分配する手続きを減価償却と言います。

例とあげると、500万円の車を購入し耐用年数が5年の場合、5期にわたって100万円ずつ費用として計上していくことになります。(実際には耐用年数は資産ごとに法人税法によって定められています。)

減価償却の方法には、定額法、定率法、級数法、生産高比例法の4つが認められています。平成19年の税制改正によって制度改革が行われ、現在移行時期にあるため、以前から出題されている減価償却額の計算問題は、当面の間 出題されることはないだろうと予想しています。
  • 移動平均法
    払出単価を決めるのに使われる計算方法です。
  • 最終取得原価法
    棚卸資産の評価で使用される計算方法です。
  • 定率法
    正しい
  • 持分法
    企業の連結決算において、関連会社の業績を連結させるための計算方法です。
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