No.73 図は二つの会社の損益分岐点を示したものである。
A社とB社の損益分析に関する記述のうち,適切なものはどれか。
A社とB社の損益分析に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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損益分岐点は、売上高と費用の合計が等しく利益が0となる売上高のことです。費用は、売上高の大小にかかわらず一定してかかる固定費、売上高の増加に比例して増加する変動費の2つに分類できます。
図中で売上高が0の状態で発生している費用が固定費でA社では70,B社では30になります。変動費は売上高-固定費で求められるため、売上高が100の時点で、
図中で売上高が0の状態で発生している費用が固定費でA社では70,B社では30になります。変動費は売上高-固定費で求められるため、売上高が100の時点で、
- [A社] 100-70=30
- [B社] 100-30=70
- A社,B社ともに損益分岐点を超えた等しい売上高のとき,固定費の少ないB社の方がA社よりも利益が大きい。
固定費の多さは関係なく、損益分岐点を超えると変動費率の低いA社の利益が多くなります。 - A社はB社より変動費率が小さいので,損益分岐点を超えた等しい売上高のとき,B社に比べて利益が大きい。
正しい。売上高が150の場合で計算してみると、- [A社] 150-70-(150×0.3)=35
- [B社] 150-30-(150×0.7)=15
- 両社の損益分岐点は等しいので,等しい利益を生み出すために必要な売上高は両社とも等しい。
損益分岐点前後の利益は売上高によって異なります。 - 両社は損益分岐点が等しく,固定費も等しいので,売上高が等しければ,損益も等しい。
固定費はA社とB社で異なっています。
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