No.5 システムテストの監査におけるチェックポイントのうち,適切なものはどれか。
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システムテストは、システムとしての要件が満たされているか検証するために行われるテストで、システム要件定義で定められた機能や能力がすべて備わっているかを確認する目的で実施されます。機能テスト、性能テスト、サブシステム間の結合テスト、操作性テストなどに加えて、システムの耐障害性や安全性を確認するための負荷テストや耐久テスト、例外テストなども含めた総合的なテストが実施されます。
- テストケースが網羅的に想定されていること
正しい。テストケースは基本設計・詳細設計に基づいて網羅的に洗い出されていることが求められます。 - テスト計画は利用者側の責任者だけで承認されていること
システムテストの計画は利用者側責任者のレビューを受ける必要がありますが、最終的に承認するのはプロジェクト運営委員会や開発責任者となります。よって、監査では「開発及びテストの責任者に承認されていること」がチェックポイントとなります。 - テストは実際に業務が行われている環境で実施されていること
システムテスト環境は本番環境と隔離し、本番環境に影響を与えないようになっていなければなりません。よって、監査では「本番環境と隔離された環境で実施していること」がチェックポイントとなります。 - テストは利用者側の担当者だけで行われていること
利用者側の担当者もテストに参加すべきですが、基本的には開発側の主導で実施されます。よって、監査では「利用者側の担当者が参画していること」がチェックポイントとなります。
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