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No.36 ITIL v3における問題管理プロセスの目標はどれか。
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ITIL(Information Technology Infrastructure Library)は、ITサービスマネジメントにおけるベストプラクティス(成功事例)をまとめた書籍群です。ITIL v2では主にITサービス運営における日々の運用の手法について記したサービスサポート(通称:青本)・主に中長期的なITサービスの計画と改善手法について記したサービスデリバリ(通称:赤本)等から構成されていて、選択肢の記述はすべてサービスサポートに関する記述です。

サービスサポートを構成する5つのプロセスと1つの機能の特徴は次の通りです。
インシデント管理
迅速なサービスの復旧を行い、企業が行う事業活動への影響を最小限に抑える事を目的としたプロセス
問題管理
インシデントや障害原因の追及と対策および再発防止策の策定を目的としたプロセス
変更管理
変更作業に伴うリスクを管理し、リスクとメリットを考慮してリリースを実施するかどうかの評価を行うプロセス
構成管理
ITサービスの構成アイテム(CI)情報の精確な収集、認識と収集した情報の維持管理および確認・監査を目的としたプロセス
リリース管理
変更管理プロセスで承認された内容を本番環境(ITサービス提供媒体)に正しく反映させる為の作業(リリース作業)をコントロールする事を目的としたプロセス
サービスデスク
ITサービスを提供する組織とITサービスを利用する顧客の窓口的役割を担い、インシデント対応などのサポート業務を行う事を目的とした機能
各プロセスの役割から問題管理プロセスの目標として適切なのは「ウ」であるとわかります。
  • インシデントに対する既存ITサービスへの変更や新規サービスの導入を効率的かつ安全に実施する。
    変更管理の目標です。
  • インシデントによって中断したITサービスを合意した時間内に復旧する。
    インシデント管理の目標です。
  • インシデントの根本原因を突き止めて排除したり,インシデントの発生を予防したりする。
    正しい。問題管理の目標です。
  • 利用者に単一窓口を提供し,事業への影響を最小限にし,通常サービスへ復帰できるように支援する。
    サービスデスクの目標です。
現在の最新バージョンはITIL v3であり、現在の最新バージョンであるITIL v3では、サービスストラテジから継続的サービス改善までの5冊のコアブックと、その他の補完的な書籍から成り立っています。v2のプロセスとv3を比較すると次のようになります。
各プロセスの役割から問題管理プロセスの目標として適切なのは「ウ」であるとわかります。
  • インシデントに対する既存ITサービスへの変更や新規サービスの導入を効率的かつ安全に実施する。
    変更管理の目標です。
  • インシデントによって中断したITサービスを合意した時間内に復旧する。
    インシデント管理の目標です。
  • インシデントの根本原因を突き止めて排除したり,インシデントの発生を予防したりする。
    正しい。問題管理の目標です。
  • 利用者に単一窓口を提供し,事業への影響を最小限にし,通常サービスへ復帰できるように支援する。
    サービスデスクの目標です。
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