No.14 ソフトウェアの品質特性の定義において,あるコンピュータ用に作成したプログラムを別のアーキテクチャのコンピュータで動作できるようにすることの容易さを表す特性はどれか。
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ソフトウェアの品質特性とは、ソフトウェアの品質を評価する基準のことです。
ISO/IEC 9126では、この評価基準として6つの特性とそれぞれの品質特性を細分化した21の副特性を定めています。今回はこのうち品質特性の意味だけを解説します。
ISO/IEC 9126では、この評価基準として6つの特性とそれぞれの品質特性を細分化した21の副特性を定めています。今回はこのうち品質特性の意味だけを解説します。
- 機能性
- 目的から求められる必要な機能の実装の度合い
- 信頼性
- 機能が正常動作し続ける度合い
障害の起こりにくさの度合い - 使用性
- 分かりやすさ、使いやすさの度合い
- 効率性
- 目的達成のために使用する資源の度合い
- 保守性
- 保守(改訂)作業に必要な労力の度合い
- 移植性
- 移植のしやすさ
別の環境へ移した際そのまま動作する度合い
- 移植性(Portability)
正しい。移植性は ある環境から他の環境に移すためのソフトウェア製品の能力です。 - 使用性(Usability)
使用性は指定された条件の下で利用するとき,理解,習得,利用でき,利用者にとって魅力的であ るソフトウェア製品の能力です。 - 相互運用性(Interoperability)
相互運用性は機能性の副特性で、一つ以上の指定されたシステムと相互作用するソフトウェア製品の能力です。 - 変更性(Changeability)
変更性は保守性の副特性で、指定された修正を行うことができるソフトウェア製品の能力です。
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