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No.24 オブジェクト指向でシステムを開発する場合のカプセル化の効果はどれか。
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オブジェクト指向におけるカプセル化(情報隠ぺい)とは、データ(属性)とそのデータに対する手続きをひとつにまとめることです。カプセルのようにオブジェクトの内部を隠ぺい(ブラックボックス化)することで、使う人は内部の情報を知らなくともオブジェクトを扱うことができます。
  • オブジェクトの内部データ構造やメソッドの実装を変更しても,ほかのオブジェクトがその影響を受けにくい。
    正しい。オブジェクトの内部を変更しても、それを扱うほかのオブジェクトは、これまでどおりの同一の命令で期待する操作を行うことが可能です。
  • 既存の型に加えてユーザ定義型を追加できるので,問題領域に合わせてプログラムの仕様を拡張できる。
    オブジェクト指向に限らず、手続き型言語でもユーザ定義型の追加は可能になっています。
  • 子クラスとして派生するので,親クラスの属性を子クラスが利用できる。
    継承(インヘリタンス)による効果です。
  • 同一メッセージを送っても,受け手のオブジェクトによって,それぞれが異なる動作をするので,メッセージを受け取るオブジェクトの種類が増えても,メッセージを送るオブジェクトには影響がない。
    多態性(ポリモルフィズム)の効果です。
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