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No.1 ソフトウェアのレビュー方法の説明のうち,インスペクションはどれか。
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インスペクション(Inspection)は、事前に役割を決められた参加者が責任のある第三者(モデレータ)の下で成果物を確認する、最も公式なレビュー技法です。通常3人から6人が参加して実施され、各参加者は、モデレータ、オーナ、インスペクタ、プレゼンタ、スクライブなどの役割を持ちます。他のレビュー法と比較したときのインスぺクションの特徴は以下の3点です。
  1. 参加者の役割が明確になっていること
  2. チェックリストなど形式的な文書に基づいて実施すること
  3. レビュー記録を正式な形で残すこと
「モデレータ」および「参加者が明確な役割を持って」などのキーワードから、「ウ」がインスぺクションの説明と判断できます。
  • 作成者を含めた複数人の関係者が参加して会議形式で行う。レビュー対象となる成果物を作成者が説明し,参加者が質問やコメントをする。
    ウォークスルーの説明です。
  • 参加者が順番に司会者とレビュアになる。司会者の進行によって,レビュア全員が順番にコメントをし,全員が発言したら,司会者を交代して次のテーマに移る。
    ラウンドロビンの説明です。
  • モデレータが全体のコーディネートを行い,参加者が明確な役割をもってチェックリストなどに基づいたコメントをし,正式な記録を残す。
    正しい。インスぺクションの説明です。
  • レビュー対象となる成果物を複数のレビュアに配布又は回覧して,レビュアがコメントをする。
    パスアラウンドの説明です。
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