No.15 次のような繰返し構造をもったデータを,第3正規形に正規化したものはどれか。
ここで,下線部分は主キーを表す。
また,単位と単価は商品コードごとに決まるものとする。
ここで,下線部分は主キーを表す。
また,単位と単価は商品コードごとに決まるものとする。
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関係データベースの正規化は次のように3段階に分けて行います。
この時点で同じ伝票番号を持つレコードが複数存在することになるので、レコードを特定するための主キーは「伝票番号」+「商品コード」の複合キーということになります。第2正規化では主キーの一部によって一意に決まる項目を別表に移します。表を見ると「伝票番号」から「日付」「顧客コード」「顧客名」「住所」、「商品コード」から「単位」「単価」が一意に定まることが分かるのでこれらを別表に分離します。
第3正規化では主キー以外の項目によって一意に決まる項目を別表に移します。主キー以外の項目をみると、「顧客コード」から「顧客名」「住所」が一意に定めることが分かるためこれを別表に分離します。
このようにして第3正規化まで完了したデータベース構造は「イ」と同じになります。
- 第1正規化
- 繰り返し項目をなくす
- 第2正規化
- 主キーの一部によって一意に決まる項目を別表に移す
- 第3正規化
- 主キー以外の項目によって一意に決まる項目を別表に移す



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