No.47 ある時間帯でのジョブの処理状況を計測したところ,次のとおりであった。
どのような状況になっているか。
〔ジョブの処理状況〕多重度3でジョブを実行する。
ジョブは5分間隔で発生し,実行時間は多重度に依存せず20分である。
各ジョブは実行終了後にスプーリング機能を利用して印刷し,印刷時間は15分である。
プリンタは2台使用する。
どのような状況になっているか。
〔ジョブの処理状況〕多重度3でジョブを実行する。
ジョブは5分間隔で発生し,実行時間は多重度に依存せず20分である。
各ジョブは実行終了後にスプーリング機能を利用して印刷し,印刷時間は15分である。
プリンタは2台使用する。
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まず実行について考えます。
ジョブの多重度とは、同時に幾つのジョブを並列実行できるかという数です。各ジョブの実行時間は20分なので、多重度3だと20分間に3つのジョブの処理を完了できます。つまり、本システムのジョブ実行能力は「20分÷3件≒6.6分/件」です。一方、ジョブは5分間隔で到着するので「時間当たりの処理件数<時間当たりの到着件数」となります。処理件数よりも到着件数の方が多いので、実行待ちジョブが次第に増えていくことになります。
次に印刷について考えます。
1件当たりの印刷時間が15分、プリンタは2台なので15分で2件の印刷を完了できます。つまり、本システムの印刷能力は「15分÷2件=7.5分/件」となります。一方、印刷要求はジョブの実行終了と同時に行われるので、印刷要求の到着間隔はジョブの処理能力と同じ約6.6分/件です。「時間当たりの印刷件数>時間当たりの印刷要求件数」となるので、印刷待ちジョブが次第に増えていくことになります。
実行・印刷とも処理待ちが増加していくので「ウ」が適切な記述です。
ジョブの多重度とは、同時に幾つのジョブを並列実行できるかという数です。各ジョブの実行時間は20分なので、多重度3だと20分間に3つのジョブの処理を完了できます。つまり、本システムのジョブ実行能力は「20分÷3件≒6.6分/件」です。一方、ジョブは5分間隔で到着するので「時間当たりの処理件数<時間当たりの到着件数」となります。処理件数よりも到着件数の方が多いので、実行待ちジョブが次第に増えていくことになります。
次に印刷について考えます。
1件当たりの印刷時間が15分、プリンタは2台なので15分で2件の印刷を完了できます。つまり、本システムの印刷能力は「15分÷2件=7.5分/件」となります。一方、印刷要求はジョブの実行終了と同時に行われるので、印刷要求の到着間隔はジョブの処理能力と同じ約6.6分/件です。「時間当たりの印刷件数>時間当たりの印刷要求件数」となるので、印刷待ちジョブが次第に増えていくことになります。
実行・印刷とも処理待ちが増加していくので「ウ」が適切な記述です。
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