No.7 コンピュータを2台用意しておき,現用系が故障したときは,現用系と同一のオンライン処理プログラムをあらかじめ起動して待機している待機系のコンピュータに速やかに切り替えて,処理を続行するシステムはどれか。
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現用(本番)系と待機(予備)系の2系統で構成されるデュプレックスシステムは、待機系の待機状態と、障害発生時のシステム切替えに要する時間を基準にして3つに分類できます。
- ホットスタンバイ
- 現用(本番)系と同様のシステムを最初から起動しておく方式。障害発生時には自動的に処理を引き継ぎ、業務を継続する。3つの中では切替えに要する時間が最も短い。
- ウォームスタンバイ
- コンピュータの電源を入れ OS を立ち上げておくが、業務システムは起動させない状態で待機させておく方式。待機時には主系のデータベースとの同期だけを行い、障害が発生してから待機系のデータベースシステムに切り替えて処理を引き継ぐ。
- コールドスタンバイ
- 待機時には予備系で別の処理を行わせておく方式、または予備系の電源を切った状態で待機させておく方式。障害発生時はシステムを再起動し、業務システムを立ち上げて処理の引継ぎを行う。3つの中では切替えに要する時間が最も長い。
- コールドスタンバイシステム
「あらかじめ起動して待機している」という記述からコールドスタンバイではないことがわかります。 - ホットスタンバイシステム
正しい。 - マルチプロセッサシステム
マルチプロセッサシステムとは、複数台のプロセッサを並列に動作させることによって処理能力の向上を図ることを目的としたシステム構成です。一般的に耐障害性とは関係ありません。 - マルチユーザシステム
マルチユーザシステムは、複数の利用者が同時に利用できるように設計されたシステムです。
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