No.25 コンピュータのストレージ（外部記憶装置）に記録されたファイル名のうち、「.」（ドット/ピリオド）で区切られた右側の部分。
「新しいテキスト ドキュメント.txt」というファイル名の(***)は「txt」である。
(***)はファイルの種類や形式を表すために利用者やソフトウェアによって付与されるもので、慣習的に1～4文字程度の半角英数字の組み合わせが用いられることが多い。
現代のOSのほとんどでは文字数や文字種に制限はないが、MS-DOSが半角3文字までの制約があったため、後継のWindowsでも習慣的に3文字の(***)が多い。
UNIX系OSなどでは利用者やソフトウェアの便宜のために付けられるだけでシステム上の動作を指定するような特別な意味はないが、WindowsやmacOS（Mac OS X）ではファイルを指定して開くよう指示すると(***)を元に関連付けられたアプリケーションソフトを自動的に起動するといった機能に用いられる。
これらのOSでは特殊な用途のシステムファイルなどを除いて原則としてすべてのファイルに(***)が付与され、OSの設定として(***)とソフトウェアの対応関係が管理されている。
(***)はファイル名本体と同じで利用者が自由に変更できるが、みだりに変更すると正しいソフトウェアで開けなくなる場合がある。
近年では(***)をデスクトップ画面などで表示しない設定が既定となっていることが多いため、利用者が意識しないことも多い。

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