No.25 通信ネットワークに接続されたコンピュータの電源を、他のコンピュータから遠隔操作で起動する機能。
また、AMD社が提唱した同機能の技術規格。
イーサネット（Ethernet）を利用したLAN（構内通信網）に接続されたコンピュータ間で利用可能な技術で、(***)に対応したコンピュータは外部からネットワークを通じて特定の内容を含むデータ（マジックパケット）を受け取ると、自動的に電源をオンにしてOSを起動する。
利用するには本体の電源が切れていても内部のLAN機能が稼働し続ける設計のコンピュータが必要で、また、マザーボードやBIOS、OSなども(***)規格に対応している必要がある。
企業や教育機関などで一ヵ所にたくさんのパソコンを設置して一括管理する場合、一台ずつスイッチを入れる手間が省ける。
管理者が離れた場所や訪れにくい場所に設置されたコンピュータを遠隔から起動することもできる。
また、管理用のソフトウェアやシステムなどが人手を介さずネットワークを通じてコンピュータの電源を制御するといった応用も可能。

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