No.13 雲、大群、集団などの意味を持つ英単語。
全体像の不明確なもやもやした塊・集まりを比喩的に表すことが多い。
IT分野では、コンピュータ資源を通信ネットワークを介して遠隔から利用するシステム形態を「(***)コンピューティング」（cloud computing）という。
従来は手元のコンピュータに導入して利用していたようなソフトウェアやデータ、あるいはそれらを提供するための技術基盤（サーバなど）を、インターネットなどのネットワークを通じて必要に応じて利用者に提供する方式を(***)コンピューティングという。
(***)方式で遠隔地の利用者に資源を提供するシステムを運用するデータセンターや、その中で管理されているサーバ群などのことを指して(***)と呼ぶ。
専門の事業者がサービスとして顧客に提供する場合には、これを(***)サービスという。
このような提供方式を(***)と呼ぶようになったのは、IT業界ではシステム構成図などを描く際にネットワークの向こう側の要素を雲（cloud）のマークで表す慣習があったことが由来とされる。
インターネットから誰でも利用できるようなサービスやシステムを「パブリック(***)」、大企業などが自社ネットワーク上で社員などが利用するために内部的に構築・運用するものを「プライベート(***)」、両者を組み合わせたものを「ハイブリッド(***)」という。

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