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No.3 インターネットで標準的に用いられるプロトコル(通信規約)であるTCP/IPにおいて、同じコンピュータ内で動作する複数のソフトウェアのどれが通信するかを指定するための番号。
単に「ポート」と略されることもある。
TCP/IPは階層型のプロトコル体系で、ネットワーク層のIP(Internet Protocol)の上でトランスポート層のTCP(Transmission Control Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)が、さらにその上で様々な個別の目的に使われるアプリケーション層の諸プロトコル(HTTPやSMTPなど)が通信する。
IPにはネットワーク上で機器を識別・指定するIPアドレスという番号が定められており、データの送信元や宛先を記述することができるが、これだけでは通信内容が何のプロトコルで、機器上のどのプログラムが扱えば良いかを通信相手に伝えることができない。
このため、TCPやUDPにはプロトコルや対象プログラムを識別・指定する番号として(***)が用意されている。
(***)は16ビットの値で、通常は0から65535までの符号なし整数として表記する。
TCPとUDPのそれぞれについて用意されており、「TCP/80」「UDP/123」のようにTCPとUDPの別を併記する。
TCPとUDPで同じ番号が同じ用途に与えられ、どちらにするか通信時に選択できる場合もある。
URL(URI)の一部として指定する場合は「http://www.example.com:80/」「https://192.168.1.1:443/」のようにホスト名やIPアドレスの末尾にコロン(:)を付して追記する。
どの(***)を何に利用するかは、通信する二者の交渉と合意により任意に設定・変更できるが、インターネットで用いられる識別番号や識別名の登録・管理を行っているIANAでは、0番から49151番までを登録(***)(registered port numbers)、そのうち特に1023番以下の番号を著名(***)(well-known port numbers)として主な用途を指定している。
49152番以降はどのように用いても自由な番号で、クライアントなどが一時的な通信のために用いることが多いためエフェメラルポート(ephemeral:一時的な)あるいは動的ポートとも呼ばれる。
著名な(***)のうち特に2桁や3桁の番号のいくつかは、広く普及しているアプリケーション層のプロトコルの標準(***)として用いられている。
例えば、TCP/20~21はFTP、TCP/22はssh、TCP/23はTelnet、TCP/25はSMTP、UDP/53はDNS、UDP/67~68はDHCP、TCP/80はHTTP、TCP/110はPOP3、TCP/123はNTP、UDP/137~138とTCP/139はNetBIOS、TCP/143はIMAP4、TCP/443はHTTPS、TCP/587はSMTPサブミッションポートなどとなっている。
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