No.1 インターネットなどのTCP/IPネットワークで標準的に用いられる、電子メール（eメール）を受信するための通信規約（プロトコル）の一つ。
利用者が自分宛ての電子メールを保管しているメールサーバにアクセスし、新しいメールが届いているか調べたり、手元のメールソフトなどにメールを受け取るための通信方法を定めている。
(***)を利用する場合は原則として届いたメールはすべてクライアント（メールソフト）側にダウンロードしてサーバからは削除し、メールソフト上で未既読の管理やフォルダなどによる分類を行う。
この方式はネットに接続されていなくてもすべての受信メールを見ることができ、サーバのメール保管容量も少なくて済むが、複数の端末で同じメールアドレスを利用したい場合には向いていない。
そのような場合はサーバ上で既読管理や分類などを行うことができるIMAP4を使ったり、Webメールシステムを使うことが多い。
1980年代から広く利用されている古いプロトコルの一つで、利用者認証のためのユーサ名やパスワードの送受信を平文（暗号化されていない状態）で行なっていたため、認証情報を暗号化するA(***)という拡張仕様が導入された。
A(***)にも問題が見つかっており、(***)による通信全体をSSL/TLSで暗号化する(***)3 over SSL/TLS（(***)3S/(***)S）の利用が推奨されている。
標準のポート番号は(***)2がTCP109番、(***)3が110番、(***)3 over SSL/TLSが995番となっている。

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