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No.36 著作権法に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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  • インターネット上に流れる情報は有形な複製物を介さずに流通するので,著作物の複製に関する規定は適用されない。
    著作権法には、著作権を侵害する自動公衆送信(インターネット通信など)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画に対しても複製に関する規定があります。
  • 絵画などのアナログ情報をコンピュータ処理によってディジタル情報に変換する行為は,情報の質を変化させるので,著作権法でいう複製には該当しない。
    著作物を録画・録音したり、印刷や写真にしたり、スキャナなどによって電子的に読み取ることも複製行為に該当します。
  • 写真集に掲載された写真を無断で複製して自宅の居間に飾ることは,私的使用になるので著作権の侵害にはならない。
    正しい。自分自身や家族など限られた範囲内で利用するために著作物を複製することは「私的使用のための複製」として著作権法上でも許可されています。
  • 他人の著作物を無断で個人のホームページに掲載しても,だれからも参照されていなければ,権利の侵害にはならない。
    ホームページに掲載された著作物は誰もが自由にダウンロード(受信)できる状態になるため、著作者の公衆送信権を侵害する行為になります。
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