売上高，費用，利益の関係を式で表すと、

　売上高＝固定費＋変動費＋利益
　10,000＝2,000＋6,000＋2,000

となります。

この中で変動費は売上高の増加に伴って増加する費用で、その割合は変動費率によって表せます。

　変動費率＝6,000÷10,000＝0.6

利益が2倍の4,000千円となる売上高をNとして方程式をつくります。売上高がNのときの変動費は0.6Nなので、

　N＝2,000＋0.6N＋4,000
　0.4N＝6,000
　N＝15,000

計算から15,000千円の売上高を達成することができれば4,000千円の利益を得られることがわかります。商品の販売単価は5千円なので、

　15,000÷5＝3,000

2倍の利益を得るには少なくとも3,000個の商品を販売しなくてはならないことがわかります。

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