No.48 事業を図のa~dに分類した場合,bに該当する事業の特徴はどれか。
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PPM(Products Portfolio Management)分析は、縦軸と横軸に「市場成長率」と「市場占有率」を設定したマトリックス図を四つの象限に区分し,製品(または事業やサービス)の市場における位置付けを分析して適切な資源配分を検討する手法です。
4つの象限は、市場内の位置付けから以下のような名称で呼ばれています。
4つの象限は、市場内の位置付けから以下のような名称で呼ばれています。
- 花形(star) … [成長率:高、占有率:高]
- 占有率・成長率ともに高く、資金の流入も大きいが、成長に伴い占有率の維持には多額の資金の投入を必要とする分野
- 金のなる木(cash cow) … [成長率:低、占有率:高]
- 市場の成長がないため追加の投資が必要ではなく、市場占有率の高さから安定した資金・利益の流入が見込める分野
- 問題児(problem child) … [成長率:高、占有率:低]
- 成長率は高いが占有率は低いので、花形製品とするためには多額の投資が必要になる。投資が失敗し、そのまま成長率が下がれば負け犬になってしまうため、慎重な対応を必要とする分野
- 負け犬(dog) … [成長率:低、占有率:低]
- 成長率・占有率がともに低く、新たな投資による利益の増加も見込めないため市場からの撤退を検討するべき分野
- 現在は大きな資金の流入をもたらしているが,同時に将来にわたって資金の投下も必要である。
正しい。 - 現在は資金の主たる供給源の役割を果たしており,新たに資金を投下すべきではない。
dに該当し「金のなる木」に分類される事業の説明です。 - 現在は資金の流入が小さいが,資金投下を行えば,将来の資金供給源になる可能性がある。
aに該当し「問題児」に分類される事業の説明です。 - 事業を継続させていくための資金投下の必要性は低く,将来的には撤退を考えざるを得ない。
cに該当し「負け犬」に分類される事業の説明です。
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