No.27 システム監査におけるヒアリングを実施する際に，システム監査人の対処として，適切なものはどれか。
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- ヒアリングの結果，調査対象の現状に問題があると判断した場合は，その調査対象のあるべき姿について被監査部門の専門的な相談に応じる。
システム監査人が直接相談に乗るのではなく、目的の達成に必要と判断される場合は、他の専門職による支援を考慮します。 - ヒアリングの結果，問題と思われる事項を発見した場合は，その裏付けとなる記録の入手や現場確認を行う。
正しい。システム監査基準によると「システム監査人は適切かつ慎重に監査手続を実施し、保証又は助言についての監査結果を裏付けるのに十分かつ適切な監査証拠を入手し、評価しなければならない。 」とあります。 - ヒアリングを行っている際に，被監査部門との間で見解の相違が生じた場合は，相手が納得するまで十分に議論を行う。
ヒアリングでの意見の相違は、裏付けとなる記録や現場確認で意見をまとめレポートを作成します。 - 被監査部門のヒアリング対象者が複数の場合は，職制上の上位者から集中的に話を聞く。
問題点を明らかにするためには管理者だけでなく、担当者にも意見を求めることも重要です。
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