施設の近くで落雷があると瞬間的に高い電圧(サージ)が発生します。この大きな電流が電話回線や電線を通じてシステムに侵入すると、コンピュータが壊れてしまう恐れがあります。この過電圧の被害から機器を防御するのが、SPD(Surge Protective Device，サージ防護機器)やOAタップなどに装備されているサージプロテクト機能です。

• サージ保護デバイス(SPD)を介して通信ケーブルとコンピュータを接続する。
  正しい。
• 自家発電装置を設置する。
  自家発電装置は停電時の補助電源として効果を発揮しますが、落雷による過電圧からコンピュータを守ることはできません。
• 通信線を，経路の異なる2系統とする。
  2系統の両方に大きな電流が流れるため、落雷には効果がありません。
• 電源設備の制御回路をディジタル化する。
  落雷には効果がありません。

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