ブラックボックステストは、システムへの入力とそれに対して得られる出力だけに着目して、様々な入力に対して仕様書どおりの出力が得られるかどうかを検証していくテストで、「同値分割」「限界値分析」「原因－結果グラフ」「エラー推測」などの手法があります。
システムの内部構造が明らかでない状態で検証を行うことからブラックボックステストと呼ばれています。

• 稼動中のシステムから実データを無作為に抽出し，テストデータを作成する。
  有効なデータが正しく処理されるだけでなく、無効なデータがエラーとして処理されるか否かも検証しなくてはなりません。
• 機能仕様から同値クラスや限界値を識別し，テストデータを作成する。
  正しい。有効データと無効データのそれぞれに対して正しい出力が得られるかどうかを検証可能なテストデータでなければなりません。
• 業務で発生するデータの発生頻度を分析し，テストデータを作成する。
  ブラックボックステストでは、発生頻度ではなく入力データの範囲を分析してテストデータを作成します。
• プログラムの流れ図を基に，分岐条件に基づいたテストデータを作成する。
  ブラックボックステストではプログラムの内部構造に着目しません。

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