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No.71 ソフトウェアのモジュール設計において,信頼性,保守性を向上させるためのアプローチとして,望ましいものはどれか。
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モジュールの信頼性や保守性を向上させるためにはモジュールの独立性を高める必要があります。独立性を評価するための指標としてモジュール内部の結びつきを考える「モジュール強度」とモジュール間の結びつきを考える「モジュール結合度」があります。
モジュール強度
モジュールを構成する機能同士の結びつきの強さ(モジュール内部の関連性の強さ)を表す。モジュール強度が強いほど独立性が高く良いとされる。
モジュール結合度
モジュール同士がどのように影響しあうかという関連性の強さを表す。モジュール結合度が弱いほど関連するモジュールに変更があった場合の影響を受けにくくなるので、モジュールの独立性が高まる。
したがってモジュールの信頼性・保守性を高めるためには「モジュール強度を強く,結合度を弱くする」というアプローチでの設計が適切です。
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