No.30 モジュールの独立性を高めるには,モジュール結合度を低くする必要がある。
モジュール間の情報の受渡し方法のうち,モジュール結合度が最も低いものはどれか。
モジュール間の情報の受渡し方法のうち,モジュール結合度が最も低いものはどれか。
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モジュール結合度とは、モジュール同士の関連性の強さを表す概念です。関連する別のモジュールに変更があった場合、モジュール同士の結合度が弱いほどその影響を受けにくくなるので、モジュールの保守性は向上します。よって、モジュール結合度が弱いほど、そのモジュールの独立性は高いと言えます。
モジュール結合度には、データの受け渡し方法などにより6段階のレベルがあります。
モジュール結合度には、データの受け渡し方法などにより6段階のレベルがあります。
- データ結合(弱い↑)
- 処理に必要なデータだけを単一のパラメータとして受け渡している。
- スタンプ結合
- 処理に必要なデータだけをレコードや構造体などのデータ構造として受け渡している。
- 制御結合
- もう1つのモジュールの制御要素を受け渡している。
- 外部結合
- 外部宣言された共通データを参照している。
- 共通結合
- 共通域に宣言された共通データを参照している。
- 内容結合(強い↓)
- お互いのモジュール内部を直接参照・分析している。
- 共通域に定義したデータを関係するモジュールが参照する。
共通結合になります。 - 制御パラメタを引数として渡し,モジュールの実行順序を制御する。
制御結合になります。 - データ項目だけをモジュール間の引数として渡す。
正しい。最もモジュール結合度が弱いデータ結合です。 - 必要なデータを外部宣言して共有する。
外部結合になります。
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