No.10 システムの保守に関する記述のうち,MTBFを長くできるものはどれか。
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MTBF(Mean Time Between Failures)は、システムが修理され正常に稼働し始めてから、次回故障するまでの平均故障間隔のことです。
「MTBFを長くする」か「MTTRを短くする」というどちらの方法でもシステムの稼働率を向上させることができますが、この問題では、MTBFを長くする方法がどれかを考えます。
「MTBFを長くする」か「MTTRを短くする」というどちらの方法でもシステムの稼働率を向上させることができますが、この問題では、MTBFを長くする方法がどれかを考えます。
- 遠隔保守を実施する。
故障発生時のMTTRは短くなりますが、MTBFが長くなるとは限りません。 - 故障発生個所の臨時保守を実施する。
「故障発生個所の臨時保守」は修理のことだと考えられます。修理時間はMTTRで表されるのでMTBFには影響を与えません。 - 保守センタを1か所集中配置から分散配置に変える。
分散配置にすることで、故障発生現場までの到着時間が短くなります。MTTRの短縮が期待できますが、MTBFには影響を与えません。 - 予防保守を実施する。
正しい。予防保守では経年劣化した部品などを故障前に交換するのでMTBFを長くできます。
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