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No.99 手順に示す処理を実施することによって,メッセージの改ざんの検知の他に,受信者Bができることはどれか。


〔手順〕
送信者Aの処理メッセージから,ハッシュ関数を使ってダイジェストを生成する。
秘密に保持していた自分の署名生成鍵を用いて,(1)で生成したダイジェストからメッセージの署名を生成する。
メッセージと,(2)で生成したデータを受信者Bに送信する。
受信者Bの処理受信したメッセージから,ハッシュ関数を使ってダイジェストを生成する。
(4)で生成したダイジェスト及び送信者Aの署名検証鍵を用いて,受信した署名を検証する。
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⭕️ [[ AnswerCalc[0] ]] % A [[ AnswerCalc[1] ]]
手順に示された処理は、ディジタル署名の流れを表しています。
ディジタル署名は、公開鍵暗号方式を使ってディジタル文書の正当性を保証する技術で、この仕組みによって「発信者が正当であるか」と「改ざんの有無」の2点を確認できます。また改ざんの検知はできますが、改ざん部位の特定および訂正機能はもちません。
  • メッセージが送信者Aからのものであることの確認
    正しい。ある秘密鍵で暗号化された署名は、それと対になる公開鍵でしか復号できません。Aの公開鍵で署名が復号できたという事実から、送信元がAであることを確認できます。
  • メッセージの改ざん部位の特定
    改ざん部位を特定する機能は持ちません。
  • メッセージの盗聴の検知
    通信経路上での盗聴を検知する仕組みはありません。
  • メッセージの漏えいの防止
    メッセージ本文は暗号化しないので情報漏えいの防止はできません。
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