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No.110 IPv4において,インターネット接続用ルータのNAT機能の説明として,適切なものはどれか。
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NAT(Network Address Translation)とは、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを1対1で相互に変換する技術です。複数の端末が同時にインターネットに接続する場合には、それに対応する数のグローバルIPアドレスが必要になります。
  • インターネットへのアクセスをキャッシュしておくことによって,その後に同じIPアドレスのWebサイトへアクセスする場合,表示を高速化できる機能である。
    プロキシやWebブラウザなどが持つキャッシュ機能の説明です。
  • 通信中のIPパケットを検査して,インターネットからの攻撃や侵入を検知する機能である。
    IDS(侵入検知システム)やWAFがもつ機能です。
  • 特定の端末宛てのIPパケットだけを通過させる機能である。
    ファイアウォールがもつパケットフィルタリングの機能です。
  • プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互に変換する機能である。
    正しい。NATの機能です。
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