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No.23 IPv4にはなく,IPv6で追加・変更された仕様はどれか。
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IPv6(Internet Protocol Version 6)は、現在インターネットで主流であるIPv4の次期バージョンです。IPv4のアドレス空間は32ビットですが、インターネットの世界的な普及で枯渇することが確実になっています。
この問題への対策として、策定されたのがIPv6であり、IPv4からIPv6への主な変更点は次の通りです。
  • アドレス空間を32ビットから128ビットに拡大
  • ヘッダのサイズを可変長から固定に変更
  • IPアドレスの自動設定
  • IPsecによるIP層でのセキュリティ強化
  • アドレス空間として128ビットを割り当てた。
    正しい。IPv6のアドレス空間で表現できるIPアドレスは 2128(=約340澗※1)個となります。
  • サブネットマスクの導入によって,アドレス空間の有効利用を図った。
    サブネットマスクはIPv4でも実装されています。
  • ネットワークアドレスとサブネットマスクの対によってIPアドレスを表現した。
    サブネットの概念はIPv4でも実装されています。
  • プライベートアドレスの導入によって,IPアドレスの有効利用を図った。
    プライベートアドレスはIPv4でも実装されています。
※1340澗は、340兆の1兆倍の1兆倍。
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