No.113 ビッグデータの処理で使われるキーバリューストアの説明として,適切なものはどれか。
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キーバリューストア(KVS)は、NoSQLで用いられてるデータ型の1つです。プログラミングで使用される連想配列のように、1つのキーに1つの値を結びつけてデータを格納します。構造が単純な分、スケーラビリティや処理速度に優れるためビッグデータの処理に使われています。NoSQLで用いられる他の主要なデータ型についても簡単にまとめておきます。
- カラム指向
- 行キーに対してカラム(名前と値の組み合わせ)を結びつけて格納する
- ドキュメント指向
- XMLやJSONなどの構造でデータを格納する
- グラフ指向
- グラフ理論に基づいてデータ間の関係性を表現する
- "ノード","リレーションシップ","プロパティ"の3要素によってノード間の関係性を表現する。
グラフ型データベースの説明です。 - 1件分のデータを"ドキュメント"と呼び,個々のドキュメントのデータ構造は自由であって,データを追加する都度変えることができる。
ドキュメント指向データベースの説明です。 - 集合論に基づいて,行と列から成る2次元の表で表現する。
関係データベースの説明です。 - 任意の保存したいデータと,そのデータを一意に識別できる値を組みとして保存する。
正しい。キーバリューストア型は、キーと値の組を単位としてデータを格納するデータベースです。
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