No.56 ノンプリエンプティブなスケジューリング方式の説明として,適切なものはどれか。
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プリエンプティブとノンプリエンプティブは、共にマルチタスクOS上で実行されているプログラムを切り替えるときの方式です。
したがって「ウ」だけが、ノンプリエンプティブに関する正しい記述になります。
- プリエンプティブ
- OSがCPUやシステム資源を管理し、CPU使用時間や優先度などによりタスクを実行状態や実行可能状態に切り替える方式。
- ノンプリエンプティブ
- 実行プロセスの切替をプログラム自身に任せる方式で、プログラムが自発的にCPUを開放した時点で他タスクの実行を開始する。OSがCPUを管理しないため、1つのプログラムの実行中は他のプログラムの実行は制限される。
したがって「ウ」だけが、ノンプリエンプティブに関する正しい記述になります。
- 新しいタスクが実行可能状態になるたびに,各タスクの残りの実行時間を評価し,その時間が短いものから順に実行する。
処理時間順方式の説明です。 - 実行状態としたタスクが決められた時間内に待ち状態に遷移しないときに,そのタスクを中断して実行待ち行列にある次のタスクを実行状態とする。
ラウンドロビン方式の説明です。 - 実行状態としたタスクが自ら待ち状態に遷移するか終了するまで,他のタスクを実行状態とすることができない。
正しい。 - タスクが実行可能状態になったときに,そのタスクの優先度と,その時,実行状態であるタスクの優先度とを比較して,優先度が高い方のタスクを実行状態とする。
優先順位方式の説明です。
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