No.48 動的リンクライブラリ(DLL)の特徴として,適切なものはどれか。
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動的リンクライブラリ(DLL:Dynamic Link Library)とは、主にOSが提供し複数のプログラムに共通して使用する関数やプログラムを機能単位でまとめたモジュールで、プログラムの実行中にホストアプリケーションに組み込まれる形で使用されるため動的リンクライブラリと呼ばれます。ライブラリを外部ファイルとすることで、実行ファイルのサイズを小さくでき、必要な時にだけ必要なライブラリを主記憶にロードすれば良いため主記憶利用の効率化が期待できます。
- アプリケーションがメモリにロードされるときに,同時にリンカによって組み込まれる。
組み込まれるのは実行開始時ではなく、実行中にそのライブラリが必要となった時点です。 - アプリケーションの実行中,必要になったときにOSによって連係される。
正しい。アプリケーションがDLLの関数を呼び出したときにOSによってリンクされます。 - コンパイル時に,コンパイラによってアプリケーションに組み込まれる。
実行ファイル作成時に、実行ファイルの一部としてアプリケーションプログラムに組み込まれる外部のライブラリ/モジュールを静的ライブラリといいます。静的ライブラリとの結合は、ソースコードのコンパイル後にリンカ(linker)と呼ばれるプログラムによって行われます。 - コンパイルの前に,プリコンパイラによってアプリケーションに組み込まれる。
組み込まれるのはアプリケーションの実行中です。
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