No.99 ホットスタンバイ方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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ホットスタンバイ方式は、主系と待機系の2系統で構成されるデュプレックスシステムの運用方法のひとつです。待機系の待ち状態によってホットスタンバイ、ウォームスタンバイ及びコールドスタンバイに分類することができます。
- ホットスタンバイ
- 待機系にも主系と同じシステムを起動しておき、障害が発生した時に即座に待機系に切り替えることができるようにした方式。
- ウォームスタンバイ
- 待機系の電源は入れておくが、業務システムは起動させないで待機させておく方式。データベースだけは主系の更新内容を反映させておき、障害発生時は主系から業務を引き継ぎます。
- コールドスタンバイ
- 通常、待機系では、他の処理を行い主系システムに障害が発生したら、その処理を中断してから業務システムを起動し引き継ぐ方式。
- 待機系は,現用系が動作しているかどうかを監視していて,現用系のダウンを検出すると現用系が行っていた処理を直ちに引き継ぐ。
正しい。 - 待機系は,現用系に入力されるジョブを監視していて,処理量の大きいジョブが入力されると現用系に代わってこれを実行する。
ロードシェアシステムの説明です。 - 待機系は,現用系の負荷状態を監視していて,現用系のオーバロード(過負荷状態)を検出するとオーバロードした分の処理を引き受けて実行する。
ロードシェアシステムの説明です。 - 待機系も現用系と同時に同じ処理を実行していて,現用系がダウンしても待機系が処理を完了する。
完全2系統のデュアルシステムの説明です。
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