No.82 SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。
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DRAM(Dynamic Random Access Memory)は、コンデンサに電荷を蓄えることにより情報を記憶し、電源供給が無くなると記憶情報も失われる揮発性メモリです。集積度を上げることが比較的簡単にできるためコンピュータの主記憶装置として使用されています。
- 主にキャッシュメモリとして使用される。
DRAMは主記憶として使用されています。キャッシュメモリには、アクセス速度がより速いSRAMが使用されています。 - データを保持するためのリフレッシュ又はアクセス動作が不要である。
DRAMは蓄えた電荷の有無で情報を保持するコンデンサによって記憶を行います。また、アクセス時には電荷の有無の情報が破壊されるので、再書き込みの動作が行われます。そして、コンデンサに蓄えた電荷は時間がたつと失われてしまうためにリフレッシュ操作を随時行う、もしくはアクセスする必要があります。 - メモリセル構成が単純なので,ビット当たりの単価が安くなる。
正しい。SRAMの1ビットはトランジスタが4個以上と面積が大きいですが、DRAMの1ビットはトランジスタ1個とコンデンサ1個で構成されており小面積で済みます。これによりDRAMのビット当たりの単価はSRAMよりも安くなります。 - メモリセルにフリップフロップを用いてデータを保存する。
フリップフロップを用いるのはSRAMです。
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